アブラゼミ#4

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Graptopsaltria nigrofuscata (Motschulsky, 1866)
セミ科 セミ亜科 アブラゼミ族
♀

東京都東大和市 2022.8.3 前翅長約49mm

全国的に最も普通に見られるセミのひとつだが、
乾燥した地域では多くないという。
街灯付近の樹木にいる個体群は昼間と勘違いするのか、
昼間から続けて一晩中鳴いていることがあり、
♂は寿命を縮めているかもしれない。
灯火に来ていた♀。

本種のように翅が透明ではないセミは、
世界的には珍しいという。

西日本を代表するクマゼミは温暖化の影響とみられる北上東進が
続いており、東京都南部でも既に鳴き声が聴かれている。
狭山丘陵ではこれまで未確認だが、武蔵村山市南部でも鳴き声を
聴いたという情報があり、既に丘陵にも入っている可能性がある。

分布：北海道、奥尻島、本州、飛島、粟島、伊豆諸島，佐渡島、
　　　能登島、隠岐、淡路島、四国、沖ノ島、九州、対馬、
　　　壱岐、五島列島、天草諸島、甑島列島、種子島、屋久島、
　　　朝鮮半島、中国北部
成虫出現月：7〜9
幼虫/成虫食餌植物：各種広葉樹の汁

頭部アップ（別個体）
https://photozou.jp/photo/show/1433095/225387712
羽化直後（別個体）
https://photozou.jp/photo/show/1433095/182000029

H0023-4

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  昔ライダ

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